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    オールズモビル・ナインティエイト(米国車 -1952年)

    2013/11/02 12:00|輸入車-オールズモビルTB:0CM:0
    オールズモビル98(米国車 - 1952年)01オールズモビル98(米国車 - 1952年)02
    オールズモビル・ナインティエイト
    (OLDSMOBILE 98 - 米国車 - 1952年)
    オールズモビル98(米国車 - 1952年)03
    1950年代のアメリカらしい、優雅なセダンをご紹介します。
    1952年型オールズモビル・ナインティエイト。
    その名は知らなくとも、角のとれた美しいクロムめっきで飾られた大型ボディは、一見しただけでそれが1950年代のアメリカ車であることが判ります。

    ここでは、コンクールコンディションの2代目オールズモビル・ナインティエイト・セダンをご紹介します。


    オールズモビル98(米国車 - 1952年)04
    1952年型オールズモビル・ナインティエイトは、丸みのあるボディに日が差すと、ダイヤのような輝きを放つ一台です。
    そのパーツのひとつひとつが、宝石か銀のオブジェのようなデザインを持っています。

    オールズモビルと云うブランドは、単独の自動車メーカーとして1897年に発祥し、その後ゼネラルモーターズ車のブランドとして約100年間、数々の魅力的なクルマを輩出し、2000年代初頭まで存在していました。

    オールズモビル98(米国車 - 1952年)05
    ひとつひとつのパーツやボディパネルが、とても丁寧にデザインされていて、「デザインのためのデザインはかくあるべし!」と云った風合いが漂います。
    フロントマスクひとつとっても、時代を象徴するような造りがとても魅力的です。

    オールズモビル98(米国車 - 1952年)06
    ボディサイズは、いわゆるフルサイズアメリカンらしく、とても巨大です。
    たとえば、トランクルームの大きさは、大人2人がらくらく入れそうな程広々としていました。

    後姿も50年代アメリカンの象徴的なデザインです。
    まだ控えめではあるものの、テールフィンの初期と思われる形状を持っています。

    オールズモビル98(米国車 - 1952年)07
    80年代だったら、カセットケースのインデックスラベルにしたい一枚。
    余談ですが、美しい女性を撮る時と同様に、美しいクルマを撮るときは、無意識に接近して部分撮影をしてしまいます。このナインティエイトも、魅力的な美女でした。


    オールズモビル98(米国車 - 1952年)08
    1950年代は、人類が宇宙へ飛び出そうとがんばっていた時代。巨大なボンネットに置かれた大きなマスコットも、ジェット機かロケットのようなオブジェになっています。

    オールズモビル98(米国車 - 1952年)09
    このボンネットのマスコットだけでも、大きさと美しさから、応接間の飾り物にも十分成り得ます。

    オールズモビル98(米国車 - 1952年)10
    こちらは、フロントガラスのひさしです。
    21世紀のカスタムカーにもよく使われているアイテムですが、ナインティエイトのそれは、屋根やウインドウモールとの一体感がしっかりしていてとてもよく出来ています。
    窓のこの位置に、このような大きなひさしを着けることは、おそらく空力デザインが主流の現在では二度と無い事かもしれません。

    オールズモビル98(米国車 - 1952年)11
    こちらも50’sアメリカンの定番。リヤホイールカバーと、その周りを彩るめっきのフィニッシャー。
    このクルマは、上品なデザインながら遊び心満載です。

    オールズモビル98(米国車 - 1952年)12
    こちらもガブリヨリ撮影の一枚。今度は後ろからのショット。
    「非の打ち所が無い」とはこの事かと思える、曲線美の数々です。


    オールズモビル98(米国車 - 1952年)13
    こちらは、テールランプですが、土台の形状だけでも十分個性的で美しいところへ、まだサイドに回りこむフィンを備えているあたりに、創り手のこだわりが感じられます。
    決して機能的な理由ではないものでも、ここまで美しいと理屈抜きに眺めてしまいます。

    オールズモビル98(米国車 - 1952年)14
    こちらも、カスタムカーに人気のアイテム「ホワイトリボンタイヤ」と「めっきのホイールカバー」。
    52年型オールズモビルでは、標準装備品です。
    よく見ると、とてもシンプルなデザインなのですが、ここまで美しく仕上げられています。

    オールズモビル98(米国車 - 1952年)15
    さて、大きなボンネットを開けて頂きました。
    大きなエンジンが見えるのかと思ったら、まず目に飛び込んでくるのは、巨大なフレームワークでした。
    その奥に、大きなラジエータと、V8エンジンが搭載されていました。

    バンパーだけでもかなり頑丈そうなのですが、さらに中のフレームは相当なものでした。

    「衝突安全ボディってなに?」と云わんばかりの骨太ぶりでした。

    オールズモビル98(米国車 - 1952年)16
    クルマ好きを長いことやっていると、こういうところに興味が湧きます。巨大な丸いボンネットの裏側。
    1950年代のモデルで、早くも防音?遮熱?材が貼られていました。
    丸い鼻先の補強のためか、左右にテンションバーが延びています。

    オールズモビル98(米国車 - 1952年)17
    エンジンは、意外と低い位置に搭載されているように見えます。背の高い大きなボディなので、小さく見えますが5リッターV8ですから、エンジンそのものも大きなものです。

    オールズモビル98(米国車 - 1952年)18
    エンジンは、オールズモビル・ロケットと呼ばれる水冷式90度V型8気筒OHV 5,000cc。
    ヘッドカバーにちゃんとROCKETの文字が入っています。

    手前に見える家電用コンセントプラグにも注目。


    オールズモビル98(米国車 - 1952年)19
    こちらは、ナインティエイトのバッテリーです。こんなに大きな6ボルトバッテリーを初めて見ました。
    日本のカーショップでは全く見かけませんが、現地ではまだ作っているようです。

    オールズモビル98(米国車 - 1952年)20
    こちらの素敵なガラスの容器は、なんとワイパーウォッシャー液用のタンクです。
    アメリカンだけに、ピクルスを詰めたら似合いそうなガラス瓶ですが、これもナインティエイトの純正だそうです。


    オールズモビル98(米国車 - 1952年)21
    ドアを開けると、銀のペーパーナイフのような美しい操作レバー類がと、ボディ近似色を使用したステッチの内装が迎えてくれました。
    内張りから既にゴージャスで、50’sの世界に誘ってくれます。

    オールズモビル98(米国車 - 1952年)22
    内装はひと通りボディ近似色が上手に使われていました。
    ベンチシートは淡い緑色。インストゥルメントパネルはツートーンの緑色が組み合わせられています。
    大きなボディなので室内は広々です。

    オールズモビル98(米国車 - 1952年)23
    ステアリングも淡い二色の緑色が組み合わされています。
    ボディ同色でも、いやらしさを一切感じない落ち着いた雰囲気でした。
    この運転席を眺めているだけで、50’sの音楽や映画のシーンが出てきそうでした。

    オールズモビル98(米国車 - 1952年)24
    運転席周りは、スイッチなどの小物にめっきが施されていて、アンティークのジュークボックスのような風合いです(恐らく自動車の方が本家と思われますが)。

    手前の一文字のレバーは、ステッキ式サイドブレーキのものですが、なんとも美しい造形です。

    オールズモビル98(米国車 - 1952年)25
    テーマパークの乗り物かと思うような、ファンタジーな室内装は、屋根やウインドウの形状も、演出に相当役立っています。

    オールズモビル98(米国車 - 1952年)26
    後席は、こんなに分厚いフカフカソファー。
    横幅も広いので、詰めれば大人が4人でも座れそうな程でした。
    オールズモビル98(米国車 - 1952年)27
    こちらは、この52年型ナインティエイトのオーナーさんが自作した「’52OLSMOBILE 日本語版 OWNER MANUAL」。
    ロケットの絵柄とオールズモビル・ロケットエンジンが表紙となっており、日本語が入っていなければ、純正かと見間違う出来映えで、オーナーさんのこのクルマに対する情熱が感じられました。


    オールズモビル98(米国車 - 1952年)28
    ミシガン州に在る、ゼネラルモータス社のオールズモビル部門と書かれた製造プレート。
    車体は、フィッシャーと云う会社が造っていたようです。

    【こぼれ話】
    この個体は、中兵庫クラシックカーフェスティバル2012の会場で、オーナー様に声を掛けさせて頂き、取材させていただきました。
    ありがとうございます。

    50年代フルサイズアメリカン、初めてじっくりと見せていただきました。
    まず、そのサイズに驚きました。となりの70年代フルサイズアメリカンよりも、厚みがある分、さらにボリュームを感じました。

    そしてなんといっても、このオーラ。
    クルマの周囲数メートルが1950年代に即タイムスリップしそうな強烈な個性を放っていました。
    一見しただけで、当時の音楽や映画のシーンが浮かんでくる感じで、眺めるもよし、ゆっくりと街を転がすもよし、地平線の見えるカントリーロードを流すもよし。
    大きなボディに包み込まれてドライブすると、きっと現実の日常生活から遠くはなれたところで休日を過ごせるだろうなぁと、想像が膨らみました。

    この1952年型オールズモビル・ナインティエイトの周りだけは、ゆっくりと時間が流れている。
    そんな気持ちにさせる優雅な一台でした。
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