ちょっと古いクルマたち。ノスタルジア。 サイト制作者自身が取材、入手した写真を中心に、試乗記や紹介をしています。今では珍しい少し古い自動車を題材にしたWebサイトです。

    Nostalgia-Cars Trade Mark

    メーカー別のカテゴリ

    国産車、輸入車毎に、メーカー別に表示することが出来ます。

    サイト内検索

    QRコード

    QR

    トヨタ・スターレット(KP61型-1983年)

    2010/09/02 17:24|日本車-トヨタTB:0CM:2
    トヨタ・スターレットKP61-5ドアDX-01
    トヨタ・スターレット
    (KP61型-1978年)

    【スペック】
    エンジン : レーザーα 4K-Ⅱ OHV4気筒 1300cc
    燃料供給 : シングルキャブレター式
    駆動方式 : フロントエンジン・リアドライブ方式 2輪駆動
    変速機  : シンクロ付4速フロアマニュアル
    (左の画像の個体は、最終型の1983年)



    トヨタ・スターレットKP61-5ドアDX-02

    【特徴など】
    ●写真の型は最終モデルで、傾斜のついたフロントグリルに角型ヘッドライト で判別できる。また最終型の中でもフロントグリルが2種類あり、スリットが3本入ったこのタイプが本当の最終仕様。

    ●デラックスというグレードは下から3番目に当たるグレードで、廉価グレードの一つでしたが、写真の車はSiと云うスポーツグレードの衝撃吸収式バンパーに換装されている。フォグランプも標準仕様ではない。


    トヨタ・スターレットKP61-5ドアS-05

    ● 1978年のデビュー~1983年秋まで生産され、フロントエンジン・フロントドライブ式のEP71型にバトンタッチされた。
    おそらく国産大衆車クラス最後のFR方式とOHV となった車である。

    ●83年当時は、ハッチバックスタイルの1000~1600ccクラスの小型車が若い世代に人気で“ボーイズレーサー”などと云う呼び名でこのクラスのハッチバックたちは呼ばれいた。



    トヨタ・スターレットKP61-5ドアS-04


    ●10年間モデルチェンジが無く、新車で70万前後で購入できたことなどからKP61は一時代、モータスポーツの底辺を支えた。今で云うシビックのようなプロダクションシリーズ戦が全国各地に存在した。当時TSと呼ばれた現N2 クラスに近い車で行われる『スターレットグランドカップ』では、後にル・マンで日本人初優勝を飾る関谷正徳選手など一流選手も育てた。チームも今やGT選手権などで活躍する一流チームやファクトリーチームが存在して盛況であった。


    トヨタ・スターレットKP61-5ドアS-03

    ● バブル前まではこういったベーシック車両で行われるレースが多かった。シビックレースが始まったのもちょうどこのあたりの時代である。このKP61型が出る前には名車B110サニーやKP47型などのツーリングカーレースがアマチュアの登竜門だった。後にいすゞジェミニやK10マーチなどの後はベーシックなワンメイクレースといってもランニングコストが高騰してゆく。。。




    ●TVCM
    KP61のイメージキャラクターは、なんと今やトヨタのWRC参戦やトヨタF1プロジェクトを率いる TTE(トヨタチームヨーロッパ)のボス、オブ・アンダーソン氏その人であった。TVCMやカタログでは『悪魔のはしご段』と呼ばれる秘境のラリーステージを彼のステアリングで華麗に駆け抜けると云う物で、スターレットのスポーツ性をアピールしていた。

    ●EFI(電子制御燃料噴射)創生期?
    今ではあたりまえになっている電子制御燃料噴射装置も当時、ベーシックな車には珍しいアイテムであったが、KP61のスポーツグレード『Si』と最上級グレード『SE』にはEFI仕様の4K-U型エンジンが存在した。
    ただ、当時はまだまだ創生期に近い時期でトラブルや耐久性の問題もいくつかあったようだ。
    車にコンピューターが使われ始めた初期の時代なので各社ともエンジンにそれっぽいブランドを持たせていた。
    ・トヨタ :レーザーαエンジン
    ・日産 :プラズマエンジン
    など。
    ■当時の電子制御燃料噴射の各社名称
    トヨタ :EFI
    日産 :EGI
    ホンダ:PGM-FI
    マツダ:EGI
    鈴木 :EPI
    など。

    ■当時のKP61のライバル車は。。。
    ・スーパーシビック /AT型ワンダーシビック
    ・マツダ323ファミリア
    ・K10型マーチ
    ・ダイハツシャレード(こちらはターボやデ・トマソ仕様も存在した。)
    など。

    ★Impression...by Nostalgia1970
    筆者はこのKPで運転を練習した。OHVエンジンは、トルク重視型のセッティングで6000rpm辺りがレッドゾーンだったように記憶する。
    音もOHV特有の振動と低音の世界で、回転数の変化に音質辺化が少ない独特のサウンドだった。
    わたしが乗ったKPだけだったのかもしれないが、ファミリーカーとしては重たいクラッチにちょっと独特の癖があったように思う。ギアボックス直結の斜め後方に生えたシフトノブや、床下で回るプロペラシャフトからのダイレクトな振動はもはや現代の車では伝わってこない部類のモノなのかもしれない。

    【こぼれ話】
    ご紹介した前期型の2台は、友人の頼まれごとで、別のクルマを引き取りに行った時に、オーナーさんとKPの話がはずみ、大切に保管されている個体を見せていただいた。
    白のSEは、引き取って間もない様子でしたが、銅色の方は、ガレージに保管されており、新車のように綺麗な極上車でした。
    引取りのクルマを受け渡す間の一期一会でしたが、とても楽しい取材となりました。


    コメント
    KP61懐かしい!免許取りたての頃のマイカーでした。ノーマルのままなら、今の軽四の様に速ですく同じクラスなら負けないぐらい素速かった。
    けど、タイヤをサイズを変えたりエアコンを利かせたなら、あっという間に芋虫になりましたね。
    シンジィ #-|2013/01/21(月) 21:36 [ 編集 ]
    シンジィさま

    はじめまして。Nostalgia-Cars 制作者のNostalgia1970です。
    当Webサイトをご覧頂き、コメントも頂きましてありがとうございます。

    KP61にお乗りでしたか。
    わたしが運転したのは免許取って最初の頃でして、しかもわずか2週間ほどでドリフトごっこでボロボロにしてしまったので、性能などはあまり判らないままでしたが、当時のクルマとしては小気味良い速さがあったようですね。

    マーチでレースを始めた頃には、まだプロダクションカーレースでも見かけることがありました。TRDフェンダーとかが付いた仕様もカッコよかったですし、思い出の一台です。

    懐かしんで頂けたようで、なによりです。

    Nostalgia-Cars Webサイト管理者 Nostalgia1970
    Nostalgia1970 #HsmQRNbc|2013/01/23(水) 22:28 [ 編集 ]
    コメントの投稿

    管理者にだけ表示を許可する

    トラックバック
    トラックバックURLはこちら
    http://nostalgia1970.blog135.fc2.com/tb.php/2-2710a7cf

    制作者紹介

    最新コメント

    リンク

    このブログをリンクに追加する

     |  日本車-いすゞ | 日本車-カワサキ | 日本車-スズキ | 日本車-スバル | 日本車-ダイハツ | 日本車-トヨタ | 日本車-日産 | 日本車-日野 | 日本車-ホンダ | 日本車-マツダ | 日本車-光岡 | 日本車-三菱 | 日本車-ヤマハ | 日本車-リボン | 日本車 その他 | 輸入車-アルファロメオ | 輸入車-オールズモビル | 輸入車-クライスラー | 輸入車-トライアンフ | 輸入車-ジャガー | 輸入車-ヒルマン | 輸入車-BMW | 輸入車-フィアット | 輸入車-フェラーリ | 輸入車-フォード | 輸入車-ベンツ | 輸入車-ボルボ | 輸入車-ポルシェ | 輸入車-マセラティ | 輸入車-マーコス | 輸入車-モーガン | 輸入車-ランチア | 輸入車-ルノー | 輸入車-ローバー | 輸入車-ロータス | 輸入車 その他 | 【特集】 | 【壁紙】 | ごあいさつ | 未分類 | 
    Copyright(C) 2010All Rights Reserved. Nostalgia-Cars
    Powered by FC2ブログ.
    template designed by 遥かなるわらしべ長者への挑戦.