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    ホンダ・スペイシー125ストライカー(JF02型-1985年)

    2010/09/16 12:01|日本車-ホンダTB:0CM:7
    ホンダ・スペイシー125ストライカー(JF02型-1983年)_01
    ホンダ・スペイシー125ストライカー
    (HONDA SPACY 125 STRIKER-JF02型-1985年)


    ホンダ・スペイシー125ストライカー(JF02型-1983年)_06
    1970年代後半に、スーパーカーブームと云うのがあった。
    そのカテゴリーに入る、ヨーロッパ製の高級スポーツカーの重要なアイテムのひとつに「隠しライト」、「リトラクタブル式ヘッドライト」と云うのがあった。
    1980年代初期に、ホンダはそれを、原付2種のスクーターに持ち込んでしまった。

    21世紀の時代にはあり得ない、世にも不思議なコンセプトのスクータースペーシー125ストライカーである。



    見れば見るほど未来的で不思議なフォルムを様々な角度からどうぞ。
    ホンダ・スペイシー125ストライカー(JF02型-1983年)_02ホンダ・スペイシー125ストライカー(JF02型-1983年)_04
    ホンダ・スペイシー125ストライカー(JF02型-1983年)_03ホンダ・スペイシー125ストライカー(JF02型-1983年)_05

    ホンダ・スペイシー125ストライカー(JF02型-1983年)_20 ホンダ・スペイシー125 ストライカー(CH125型)
    車両形式:ホンダ JF02型
    年式:1985年
    エンヂン(cm3):124.1cc
    ボア×ストローク(mm):56.5×49.5
    水冷式4サイクル単気筒SOHC
    全長:1,925mm
    全幅:660mm
    全高:1,165mm
    車両重量:108kg(乾燥重量)
    乗車定員:2名
    最高出力:11ps/7,500rpm
    最大トルク:1.1kg-m/6,500rpm
    ホイールサイズ:10インチ
    タイヤサイズ:3.50-10-4PRチューブ式タイヤ

    ※画像のストライカーは後期型
    ※左の画像をクリックするとヘッドライト可動の様子が見られます。



    ホンダ・スペイシー125ストライカー(JF02型-1983年)_08
    斬新で派手なデザインだが、色合いはおとなしめで、クリーム色のボディにこげ茶色の内装となっている。
    80年代の流行か、例によって左右には大型の角型バックミラーが装備されている。
    これも80年代125ccスクーターの定番で、リヤブレーキはフロアのペダルによって操作する。
    メーターカウルは、レバーの前にナックルカウル状に着くが、ちゃんと裏地のプラスチックカバーも装備されている。




    ホンダ・スペイシー125ストライカー(JF02型-1983年)_09
    思わずカーステレオを探してしまいそうなほど、豪華なインストゥルメントパネル。
    スピード計、燃料計、水温計の他に、オイル警告灯、スタンド警告灯、左右独立の方向指示器灯、トリップメーターなど、至れり尽くせりの豪華装備が並ぶ。
    スイッチ類も、プッシュキャンセル式の方向指示器など当時の高級品が着いている。
    後期型は、アナログ表示でおとなしい方だが、前期型はこれがデジタルパネルと云うご丁寧さだ。
    また、足元には、風の巻き込みを防止するためのブロンズ色のフラップが両サイドに着いているのも特徴的だ。
    これの効果は実際に体感できる。
    ホンダ・スペイシー125ストライカー(JF02型-1983年)_10
    ホイールも豪華で、あわせタイプのホイールが奢られている。
    しかし、ブレーキは、まだ125ccスクーターはドラム式が主流の時代で、さらにホンダ独自のサスペンションシステム「アンチノーズダイブ」機構との相性もよくない為、効きが非常に貧弱なブレーキである。

    ちなみに、アンダーカウルが錆びているのが見えるとおり、アンダーカウル部分はスチール製だ。



    (下写真)
    電動式リトラクタブルヘッドライトは、
    ポジションランプ点灯で、リトラクタブルヘッドライトが倒立し、ヘッドライトが点灯する。
    ホンダ・スペイシー125ストライカー(JF02型-1983年)_17ホンダ・スペイシー125ストライカー(JF02型-1983年)_18ホンダ・スペイシー125ストライカー(JF02型-1983年)_19

    (下画像)左:ヘッドライトを閉じたときと、右:ヘッドライトを開いたとき。
    ホンダ・スペイシー125ストライカー(JF02型-1983年)_14ホンダ・スペイシー125ストライカー(JF02型-1983年)_13
    【当時のロードインプレッション】
    わたしは、暫くの間、スペーシー125ストライカーを、通勤で使っていたことがある。
    とにかくこの宇宙船デザインと、リトラクタブルヘッドライトにわくわくだった。

    普段は、昼間もライトを点けるのだが、さすがに時代に逆行してでも閉じて走ってみたくなる。
    代わりに、ポジションランプは、方向指示器部分が両サイド光るようにはなっている。
    SOHC単気筒の4サイクルエンジンは、トルク重視のフラットな特性で、出足も癖が無く、スムーズに発進できる。
    谷の無い加速で、どんどんスピードは上がっていき、最高速はメーター読みで120km/h近くまで可能だ。
    さすがにフル装備なので、車重が重く感じるが、その方が直線クルージングは乗り心地がよい感じがする。

    しかし、上記のアンチノーズダイブ機構は、ブレーキング時の接地感が非常に乏しく、カブ系と同等のドラムブレーキなので、効きも悪い為、高速クルージングは危険を伴う。
    実際に、意識してかなり車間距離をとっておかないと60km/hぐらいでもヒヤっとすることが何度もあった。
    これが、普通のテレスコピックフォークと、ディスクブレーキだったら、他は申し分無い快適さだけに残念だった。

    しかし、4サイクルの静かなエンジンで、都会の直線道路をクルージングするのは、とても心地が良い。
    ちょっとアニメに出てくる近未来の乗り物にでも乗ったような感覚だ。

    燃費も往復50kmぐらいの幹線道路の通勤で、リッター30kmぐらいは走ったと思う。

    ホンダ・スペイシー125ストライカー(JF02型-1983年)_11
    【こぼれ話】
    この個体は、クラシックカー愛好会の友人の所有で、CZ125が故障した際に、暫く通勤に貸してもらった。
    こちらもCZとは別の意味で刺激的で、とても魅力的な近未来型スクーターだったので、最後まで購入を考えたのだが、友人とリトラクタブルライトを分解した時に、整備マニュアルが無いと、まともに組み立てることが出来ないような絶妙なタイミングで開閉する仕組みだったことや、エンジンの機構が複雑で、メンテナンス面での不満があったことと、やはりアンチノーズダイブ機構+プアなドラムブレーキへの信頼性が致命的な理由になって、購入を止めた記憶がある。

    しかし、今でも極たまに見かけると、やはり魅力的な一台であることに代わりは無い。

    コメント
    数年前まで乗っていました。
    勿論 リトラクティブヘッドライト。
    ただ メーターはアナログでしたけど。

    タフなエンジンでした。
    フロントの足回りが弱かったんですけどね。



    そねっと21 #EBUSheBA|2011/08/13(土) 19:22 [ 編集 ]
    そねっと21さま
    はじめまして。Nostalgia-Cars Webサイト制作者のNostalgia1970と申します。
    当サイトをご覧頂きましてありがとうございます。

    ストライカーのオーナー様でしたか。
    わたしも借りていたのが数年前です。当時、大阪市内でも時々何台か見かけることがありました。
    スーパーカー世代にとってリトラクティブヘッドライトはたまらないですね。

    こちら、あの自動タペット調整機構とやらに少し引け目を感じてしまったのですが、エンジンは丈夫だったんですね。
    フロントの足回りは、アンチノーズダイブ機構のところですね。
    あれは、接地感がどうも乏しくて苦手でした。

    でも、わたしの中で好きなスクーターの3本の指に入ります。やっぱりスーパーカーバイクですね!

    Nostalgia1970 #HsmQRNbc|2011/08/17(水) 20:23 [ 編集 ]
    ストライカーって響きが好きですw
    うちにもガンメタの後期型があります。
    シュドドドドッってエンジンの音がすきかなぁ・・(ごく普通の音ですけどw)
    3本の指はCZ150(3台)、ペリカンJOG(2台)、ストライカー(1台)です。
    最近気づいたのですが、ちょこちょこ直すのが趣味のようです^^;(困
    2RE #hGt.gl.I|2011/08/28(日) 13:06 [ 編集 ]
    2REさま

    はじめまして、この度は、当Webサイトにコメントを頂きましてありがとうございます。
    制作者のNostalgia1970と申します。

    ストライカーのガンメタかっこいいですね。あの色だとさらに未来的に見えます。
    CZがしかも150を3台って、凄過ぎます。ペリカンJOGも80年代の名車ですね。

    ちょこちょこ直す趣味わかります。車暦紹介にも載せていますが、わたしもストライカーやCZに乗っていた頃はそれを楽しんでいました。

    打って変わって今は全く手間要らずのセドリック営業車とベンリィ125ですが^^;)。

    Nostalgia1970 #HsmQRNbc|2011/08/31(水) 00:56 [ 編集 ]
    こんにちわ。ストライカー通勤に使用しています。アナログメーターの後期型です。ほとんど故障もしないし頑丈です。ただ300㎞走行でオイル70cc補充の状態です。正常でしょうか?これをしないとエンジンががさがさした様な感じになります。燃費は夏50㎞/㍑・冬40㎞/㍑位です、50~60で走った場合ですが。ご指摘の通りフロントブレーキとフロントサス以外は非常にいいスクーターですね満足しています。
     ハンドルのブレは持病とのことで私のも片手運転はチョツトビビります。末永く付き合いたいのですが部品がないのが痛いですね。毎日乗るのが旧車には一番の健康法ですね。
    ももちゃん #-|2014/11/23(日) 19:33 [ 編集 ]
    ももちゃん様
    はじめまして、この度は、当Webサイトにコメントを頂きましてありがとうございます。
    制作者のNostalgia1970と申します。

    ストライカー、実用でお使いですか。
    これはまさに1980年代を象徴するようなスクーターですね。
    オイルがかなり減るようですが、マフラーから煙が出たり、オイルの焼けた匂いとかの症状があるようでしたら、ピストンリングが磨耗してるなど、オイル上がりの症状かもしれません。
    わたしが借りてた個体は、そのような症状はありませんでしたが、この年式だとそういう症状が出ても不思議ではないかもしれません。
    しかし、燃費がかなりいいですね。わたしのC50カブと同じぐらいの燃費を125ccで出されているのですから、乗り方も上手なんでしょうね。

    部品が無いのはホンダ乗りの宿命みたいなものですね。
    わたしの現在の愛車、CD125Tベンリィも、生産終了から10年以上経ったので、そろそろ部品が無くなって来てるそうです。
    以前乗っておりました、このサイトのマークにもしているシティ・ターボ2も、部品が無くなり過ぎてあきらめました。
    ただ、昨今はアフターパーツやら、流用の情報がWebで見つけられることも多いので、パーツによっては意外とどうにかなる時代でもありますから、末永くこの80年代車を走らせてくださいませ。

    今後ともよろしくお願い申し上げます。

    Nostalgia-Cars Webサイト制作者 Nostalgia1970
    Nostalgia1970 #WgvW/Y1g|2014/11/29(土) 21:48 [ 編集 ]
    ランニング中に出会ったちょい古バイク。ヤマハタウニー黄色、SR125
    ・ホンダCB50JX-1、CBX125カスタム、リード50SS、車では、マツダロードペイサー2台(放置車)九州の佐賀からですがいい所でしょう。
     マツダルーチェレガート懐かしい。高校2年の時自転車通学であずき色のレガートいつもすれ違ってました。
    ももちゃん #-|2015/10/01(木) 22:08 [ 編集 ]
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