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    ホンダ・TN-V(型式不明 - 1974年)

    2010/11/17 22:09|日本車-ホンダTB:0CM:0
    ホンダ・TN-V(型式不明 - 1974年)_01ホンダTN-V・SUPER DELUXE
    (HONDA TN-V - 型式不明 - 1974年式)


    ホンダ・TN-V(型式不明 - 1974年)_02
    軽自動車360cc時代の、とてもキュートなホンダの軽トラ、TN-Vをご紹介します。

    縦目4灯と云う、斬新なデザインが特徴的です。
    ここで紹介する個体は、最上級グレードの「スーパーデラックス(Super Deluxe)」でs。
    21世紀に入っても現役で活躍する個体で、中兵庫クラシックカーフェスティバル2010で、取材させていただきました。




    ホンダ・TN-V(型式不明 - 1974年)_03ホンダ軽トラックは、本Webサイトでもご紹介しているT-360に始まり、キャブオーバー型のTN-Ⅲへと生まれ変わりました。
    そして、1972年6月にTN-Vに発展し、丸型4灯のデザインになりました。

    【スペック】
    エンジン:空冷式4サイクル2気筒 SOHC 354cc
    最大出力:30ps
    駆動方式:ミドシップリヤドライブ式
    乗車定員:2名
    最大積載量:350kg


    ホンダ・TN-V(型式不明 - 1974年)_04なんともいいヤレ具合のボディを持った個体ですが、荷台下のフレームを被うカバーが回り込んでおり、スタイリッシュなサイドビューや、リヤビューを持っています。
    スポーツトラックから始まった、ホンダ軽トラックの歴史にふさわしく、スタイルにもこだわりが見られます。

    アオリは、一方開き式で、後ろのアオリのみ、開くことが出来るようです。


    ホンダ・TN-V(型式不明 - 1974年)_05こちらが、空冷4サイクル2気筒SOHC 354ccエンジンが搭載された、荷台下の様子。
    実際、覗き込まないとキャブレターしか見えませんでした。

    じつは、ホンダ・スーパーカブや、モンキーのように、90度前向きにシリンダーが付いているそうです。

    荷台のヤレ具合は、この個体が、復活までの長い間の保存状態を物語っていますが、中身はとても綺麗にメンテナンスされているのがよく解ります。


    ホンダ・TN-V(型式不明 - 1974年)_06がんばって、フロア下から写真を撮ってみましたが、シリンダー本体は、中々拝めないレイアウトになっています。

    しかし、エキゾーストパイプの出方や、オイルフィルターの位置などで、前傾したエンジンであることが、なんとなくお判りいただけるでしょうか。
    70年代のホンダ車は、当時メンテナンス性に於いて評判が悪く、カーショップによっては、「オイル交換、ホンダ車お断り」なんて、看板を見かけることもありました。

    しかし、このTN-Vに関しては、フィルターの交換などは、それほど難しく無いように見えます。


    ホンダ・TN-V(型式不明 - 1974年)_07ホンダ・TN-V(型式不明 - 1974年)_08
    ホンダ・TN-V(型式不明 - 1974年)_09ホンダ・TN-V(型式不明 - 1974年)_10


    ホンダ・TN-V(型式不明 - 1974年)_11左横のカバーは、メンテナンス用にまくり上げることが出来ます。

    ガソリンは、カバーを閉じたままキャップを外すことが出来ますが、オイルはカバーを開けると注入口が姿を現します。

    ちなみに、当時は、まだ鉛入りのガソリンが普通に有った時代ですが、無鉛化に対応しつつあった時代でもあるので、TN-Vは、バルブシートが強化されていたようです。


    ホンダ・TN-V(型式不明 - 1974年)_12室内を見てみましょう。
    この個体は、TN-Vの後期型で、ドアの三角窓が無いのが特徴です。

    室内からのドアの開閉は、下の方にあるレバーを操作します。
    閉めるときは、内張りの上にある、小さな取っ手に手を掛けるようになっています。

    プラスチック成型ではない、ビニールのポケットが、今となっては洒落た一品でもあります。


    ホンダ・TN-V(型式不明 - 1974年)_13ステアリングは、2ボタン式のホーンが採用されています。この頃にはそろそろ「ホーンリング」が消えつつある時代だったようです。

    右下に見える「P」の赤いスイッチは、ハザードスイッチです。
    なぜか少しレーシーに見えます。

    ヘッドライトや、ワイパースイッチは、ステアリングコラムではなく、インストゥルメントパネル上に配置されておりますので、方向指示器のレバーだけが、コラムから生えています。
    シンプルな細いレバーが、今となっては上品にも見えます。


    ホンダ・TN-V(型式不明 - 1974年)_14助手席から運転席を眺めます。
    オルガン式のペダル類が特徴的です。
    外気の導入口のデザインがが、ヨーロッパ車的でもありますが、フロントマスクのグリルから近い場所に配置されているものと思われます。
    インストゥルメントパネルの中央上部に着いている蓋は、灰皿です。
    1960年代~70年代の自動車は、この位置に灰皿がついていることが多いように思います。
    助手席側の楕円形の穴は、小物入れと云うよりも、体を安定させるために手を掛けるところです。
    当時は、国道と云えども、舗装されていない道があった時代です。増して、軽トラックは農道や林道を走ることもあるので、このような装備が着いていたのかもしれません。


    ホンダ・TN-V(型式不明 - 1974年)_15シートは、ベンチタイプですが、2名乗車です。21世紀の軽でも、このレイアウトは見直されたのか、復活したようです。
    ベンチ下の際から、シフトレバーとサイドブレーキレバーが生えています。

    どことなくスポーティに見えるところが、さすがはホンダと云うところでしょうか。


    ホンダ・TN-V(型式不明 - 1974年)_16計器類は、スピードメーター、燃料計、方向指示器灯やサイドブレーキの警告灯などで、シンプルなものです。
    シフトパターンが、わかりやすいところに印字されていて、親切なデザインと云う印象でした。


    ホンダ・TN-V(型式不明 - 1974年)_17さて、こちらは、何をするものでしょう?

    360cc時代の軽自動車をご存知の方には、懐かしいアイテムですが、これはワイパーウォッシャー液を噴出するスイッチです。
    このゴム製のボタンをシュポシュポやるとウォッシャーが出るようになっていました。
    これは、他のメーカーでもこの時代にはよく見られました。


    ホンダ・TN-V(型式不明 - 1974年)_18最後に、ホイールキャップです。
    当時モノ純正のホイールキャップがピッカピカに磨き上げられて装着されていました。

    当時、外品のホイールが装着できない、併せ式のホイールを持つ自動車に出来る唯一のドレスアップアイテムが、ホイールキャップだったようです。


    ホンダ・TN-V(型式不明 - 1974年)_19【こぼれ話】
    この個体は、冒頭の通り、中兵庫クラシックカーフェスティバル2010の会場に出展されていた個体を、オーナーさんにお声を掛けて、取材させていただきました。この場を借りて、ありがとうございます。

    今でも、大都会の真ん中をお仕事の足として現役で走っておられることに驚きました。

    また、この錆び具合が、なんともかっこよかったです。
    よく友人と話すのですが、ピカピカも、もちろんいいのですが、こういうヤレ具合で乗る旧車と云うのも、誇示的に好きです。
    特に働く自動車の使い込まれた感じが出ていて、それでいて中身はちゃんとメンテナンスされていると云うところに、魅力を感じます。

    子供の頃、「軽トラなのに妙にカッコイイ」と云う印象だったTN-V、21世紀に入って、こんなにじっくり見ることができて、感激でした。

    テールゲートに貼られた、ピンクレディーのステッカーも、懐かしい時代を思い起こさせてくれました。


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