ちょっと古いクルマたち。ノスタルジア。 サイト制作者自身が取材、入手した写真を中心に、試乗記や紹介をしています。今では珍しい少し古い自動車を題材にしたWebサイトです。

    Nostalgia-Cars Trade Mark

    メーカー別のカテゴリ

    国産車、輸入車毎に、メーカー別に表示することが出来ます。

    サイト内検索

    QRコード

    QR

    スポンサーサイト

    --/--/-- --:--|スポンサー広告
    上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
    新しい記事を書く事で広告が消せます。

    三菱・ミラージュ1400GL(A152A型 - 1979年式)

    2010/11/23 09:26|日本車-三菱TB:0CM:4
    三菱・ミラージュ1400GL(A152A - 1979年式)_18三菱ミラージュ1400GL
    (MITSUBISHI MIRAGE 1400GL - A152A型 - 1979年式)
    三菱・ミラージュ1400GL(A152A - 1979年式)_01
    三菱の主力コンパクトクラスとして、1978年にミラージュが登場しました。
    それまでは、コルト(COLT)と云う小型車が在ったのですが、それを引き継いだのがミラージュでした。
    しかし、21世紀に入って、ミラージュは再びコルトと云う名前に引き継がれました。

    元々ミラージュも輸出名ではCOLTと云う名前だったのですが、70年代後半から80年代の、FFコンパクト2ボックスカーブームの先駆けとなった、1979年型ミラージュ1400GLをご紹介します。


    三菱・ミラージュ1400GL(A152A - 1979年式)_02サイドモールを省いた個性的な曲面体を持つ、初代ミラージュ。この黄色と、ほかに黄緑色の当時としては派手なボディカラーがイメージカラーとなり、ベストセラーとなりました。

    21世紀の目にも、非常に斬新で個性的な2ボックスカーです。
    先駆けの時代ですから、まだ排気量は1,410ccで、後にいわゆる「テンロク(1600cc)」が追加されます。


    三菱・ミラージュ1400GL(A152A - 1979年式)_03【スペック】
    エンジン:G12B型 水冷式直列4気筒 SOHC 1,410cc シングルキャブレター式 53年排気ガス規制適合
    ※G12Bは、オリオン(ORION)エンジンと呼ばれ、ランサー等にも使われていた。
    駆動方式:FF
    トランスミッション:フロア4速マニュアル スーパーシフト(副変速機)付き
    ※事実上4段×2段の8速として使用できた。
    乗車定員:5名


    三菱・ミラージュ1400GL(A152A - 1979年式)_04後姿もダントツの個性を発する、直線基調ながら、どこか丸みを帯びた独特なデザインです。

    ボディ形状は、写真の3ドアハッチバックと、5ドアハッチバックの2タイプがありました。
    それまでのコルトなどは、FRでしたが、このミラージュから前輪駆動が採用され、時代はFFブームへと変貌していきます。


    三菱・ミラージュ1400GL(A152A - 1979年式)_05こちらの個体は、大変貴重な純正オプションのリヤガーニッシュ(テールランプの間にあるMIRAGEの赤いプレート)と、専用マッドガード(泥除け)が装着されていました。

    大きなテールゲートは、テールライト/ガーニッシュの上から開きます。


    三菱・ミラージュ1400GL(A152A - 1979年式)_07ボンネットは、逆アリゲータータイプで、このように開きます。
    70年代なので、まだフェンダーミラーですが、ファミリーカーながら、とてもお洒落でスポーティなコンセプトだったことがわかります。

    ちなみにホイールは、80年代頃に流行したスポークタイプの社外品です。

    フロントフェンダーのウインカーの形まで、個性的です。


    三菱・ミラージュ1400GL(A152A - 1979年式)_08ボンネットの内側は、エンジンの位置に遮熱板が付きます。
    当時の三菱車は、頑丈さも売りの一つで、とてもしっかりしたフレームをしているのが判ります。


    三菱・ミラージュ1400GL(A152A - 1979年式)_09
    こちらは、このミラージュが53年排気ガス規制適合車であることを示すプレート。
    EGR(排気ガス再循環式)触媒付きです。
    三菱では、独自の「MCA-JET(Mitsubishi Clean Airjet Control Super Lean Combustion System)」と名づけられたシステムが採用され、リヤにそのバッジも着いていました。
    英語も長いですが、日本語でも噴流制御超希薄燃焼方式と云う長い名前になるそうです。


    三菱・ミラージュ1400GL(A152A - 1979年式)_10こちらは、A152A型と搭載エンジンのG12B型を表す、車体番号プレート。

    この形状のミラージュは、米国では2つのGMブランドでも販売されていたようです。
    ダッジ・コルト(DODGE COLT)とプリムス・チャンプ(PLYMOUTH CHAMP)と云う名前だったようです。
    どうやら1.6Lや、ターボモデルもあったようです。
    ※2013.2 追記


    三菱・ミラージュ1400GL(A152A - 1979年式)_11エンジンは、先に掲載の通り、G12B「オリオン」エンジンが、横置きで搭載されています。シングルキャブレター、SOHCの1,410ccです。
    バッテリーが、バルクヘッド(エンジンルームと、乗員室を別ける壁)付近に搭載されていて、重量バランスにも気を使っていることが伺えます。

    それにしても、当時としては実にしっかりとしたフレームです。


    三菱・ミラージュ1400GL(A152A - 1979年式)_13まず、この取材をお願いしたのが、オーナーさんが帰る間際だったので、いろんなモノが積んであるのはお許しを(これは、わたしのせいです)。

    横流しのイメージが強いインストゥルメントパネルは、当時の三菱車に共通する意匠で、とても使い勝手が良さそうな配置に見えます。
    コンパクトクラスで、2色のインストゥルメントと云うのも、当時では珍しかったかもしれません。
    ステアリングホイールや、ペダルカバーは、社外品です。


    三菱・ミラージュ1400GL(A152A - 1979年式)_14タコメーターも装備されています。外気取り入れ口が、比較的下の方に付いているのが特徴ですが、これはヨーロッパ車などにはよく見られる配置で、エアコンのコントロール類などが、運転者の目線をそれほど移動しなくても操作できたり、時計が確認しやすい高さになっている為です。


    三菱・ミラージュ1400GL(A152A - 1979年式)_16
    このメーターパネルのラインに時計やコントロールが配置されているレイアウト、今でも絶対にいいと思います。

    わたしは、長年、国産車がこのレイアウトの逆になっているのを不思議に思っていましたが、欧州に輸出されていたミラージュ(輸出名:コルト(COLT))ならではの配置かもしれません。



    三菱・ミラージュ1400GL(A152A - 1979年式)_15わかりづらいですが、シフトレバーの横に着いている「スーパーシフト」の操作レバーです。前後2段階で操作するそうですが、本変速機とは別個についているため、各ギア毎に、こちらを2段変速出来るため、事実上8速として使えるわけです。

    オーナーさん曰く、上り坂などで、3速と4速の間が欲しい時などに重宝するそうです。


    三菱・ミラージュ1400GL(A152A - 1979年式)_17最後に、社外品と思われるエアロパーツを装着したミラージュ1400GL。
    じつは同じ個体ですが、こちらは、数年前に同イベント会場で撮影したものです。
    初代ミラージュのエアロ、21世紀では、普段まずお目に掛かることの無い貴重品です。


    【こぼれ話】
    こちらの個体は、中兵庫クラシックカーフェスティバル2010の会場で、オーナー様にお声を掛けて、取材させていただきました。
    数年前からこのイベントに出展されておられ、以前から気になる一台でしたが、遂に掲載させていただきました。
    今も普段のご家族の足に大活躍中だそうです。やっぱり出来のいいファミリーカーは、ずっと使えるんだなぁと思いました。
    取材協力ありがとうございます。

    個人的な思い出としては、小学校の時の先生が黄色の1400GLに乗っていたので、そのイメージが強いです。
    どこかヨーロッパ的な内外装に、魅力を感じておりました。ダイヤペットのミニカーも出てたなぁ。
    当時、子供ながらに、マニュアルシフトの横に、不思議な2本目のシフトレバーが着いているのも謎でしたが、その謎も今回解決できました♪

    各メーカーが、いろいろなデザインや試みを精一杯試していた80年代前後。やっぱり熱い時代だったと思います。
    コメント
    初めて新車で購入した車ですが、フロントフェンダーの盛り上がり方が好きでした。
    候補は、「シビック」とミラージュでしたが、こちらのスタイルに惹かれました。

    副変速ですが、個人的には必要無いのではと思いました。
    副のどちらか忘れましたが、1速でのスタートだとすぐに2速にしないと
    エンジンが煩いし、そうかと言って、もう片方だと上手くクラッチを繋がないと
    エンストだし。
    これだと、普通の5速仕様の方が良かったです。
    当時マツダファミリアだったか、発売されましたが、私はこちらの方が
    売れると思いましたが、マツダの方に軍配が上がりました。残念

    又、1400GLだとホイールが13インチでしたから、良くドアの下を擦ってました。
    乗り心地は良かったですね。

    PS:タイトルで1400GLと書かれてますが、1400GLxではと思うのですが。
    GLだとドアのメッキモールが有りません、それとベルトはGLだと巻き取り式では
    有りませんでした。
    大昔のオーナー #O9KHQnBM|2014/08/22(金) 23:05 [ 編集 ]
    大昔のオーナー様

    スバルFF1000に続き、コメントありがとうございます。

    こちらのミラージュにもお乗りだったとは、かなり個性的な車暦をお持ちですね。
    このミラージュ、小学校のときの先生が乗っていて、MCA-JETってなんぞ?と、副変速レバーが着いているのが不思議なクルマでした。
    これ、ホンダの初代シティに着いていた「ハイパーシフト」のような機能だったのですね。
    あのシフトも、実は普通の4速車の方が加速が速いとオーナー会の方が云っておられましたが、当時は速く走るためのいろいろと創意工夫があったのですね。それももの創り、創作が溢れていたよき時代だったように思います。

    車体の形は今思えば、AMCのペイサーXあたりの影響があったのかもしれませんが、当時は、スーパーシビックやKP61スターレットなどの時代でしたから、ミツビシはかなり異端なデザインでしたね。
    個人的には、この形かなり好きです。

    この個体は1400GLXですか。イベントの展示プレートに1400GLとありましたので、そのまま載せたのですが、今年のイベントに出て来られていたらオーナーさんに今一度確認してみます。
    巻き取り式ではないシートベルトと云うのも1970年代ですね。
    めっきモールなどの違い、さすがは元オーナー様です。

    ありがとうございました。

    Nostalgia-Cars Webサイト管理者 Nostalgia1970
    Nostalgia1970 #WgvW/Y1g|2014/08/29(金) 22:46 [ 編集 ]
     私は、四駆のパジェロの影響と言うか、それを参考にしたのではと思ってます。

    始めて見た時は、おっ、格好いいと思いました。
    フロントフェンダーがオーバーフェンダーの様な膨らみが好きでした。
    シビックも候補に入れてましたが、デザインがダサくて(個人的に)
    こちらにしました。

    はい、オーナーさんに確認をと言いましても車検証にも書かれて無いと思います。
    メッキモール&ベルトが間違いなければ、GLXです。
    当時、どちらにしようかと迷いましたから。
    大昔のオーナー #O9KHQnBM|2014/09/01(月) 23:10 [ 編集 ]
    大昔のオーナー様

    この時代のシビックと云うと、スーパーシビックですかねぇ。CXとかがあった2代目の頃かと。
    あれは、鈴鹿のワンメイクレースがありましたので、その影響で好きですが、個性的なのはやはりこの初代ミラージュですね。
    めっきモールやベルトの違いで判別できるあたり、さすがは元オーナーさんです。
    この個体、グレードはGLXで決まりですね。
    鑑定ありがとうございます。

    Nostalgia-Cars Webサイト管理者 Nostalgia1970
    Nostalgia1970 #WgvW/Y1g|2014/10/09(木) 19:25 [ 編集 ]
    コメントの投稿

    管理者にだけ表示を許可する

    トラックバック
    トラックバックURLはこちら
    http://nostalgia1970.blog135.fc2.com/tb.php/67-f220bef3

    制作者紹介

    最新コメント

    リンク

    このブログをリンクに追加する

     |  日本車-いすゞ | 日本車-カワサキ | 日本車-スズキ | 日本車-スバル | 日本車-ダイハツ | 日本車-トヨタ | 日本車-日産 | 日本車-日野 | 日本車-ホンダ | 日本車-マツダ | 日本車-光岡 | 日本車-三菱 | 日本車-ヤマハ | 日本車-リボン | 日本車 その他 | 輸入車-アルファロメオ | 輸入車-オールズモビル | 輸入車-クライスラー | 輸入車-トライアンフ | 輸入車-ジャガー | 輸入車-ヒルマン | 輸入車-BMW | 輸入車-フィアット | 輸入車-フェラーリ | 輸入車-フォード | 輸入車-ベンツ | 輸入車-ボルボ | 輸入車-ポルシェ | 輸入車-マセラティ | 輸入車-マーコス | 輸入車-モーガン | 輸入車-ランチア | 輸入車-ルノー | 輸入車-ローバー | 輸入車-ロータス | 輸入車 その他 | 【特集】 | 【壁紙】 | ごあいさつ | 未分類 | 
    Copyright(C) 2010All Rights Reserved. Nostalgia-Cars
    Powered by FC2ブログ.
    template designed by 遥かなるわらしべ長者への挑戦.
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。