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    ホンダ・パラディン(NC50型 - 1979年)

    2010/11/28 20:23|日本車-ホンダTB:0CM:0
    ホンダ・パラディン(NC50型 - 1979年)_01ホンダパラディン
    (HONDA PARADIN - NC50型 - 1979年)


    ホンダ・パラディン(NC50型 - 1979年)_0270年代後半「いいナァ、アレ。」のヤマハ・タウニー、そしてソフィア・ローレンの「ラッタッタ」こと、ホンダロードパルあたりから、原動機付自転車(50cc以下)スクーターのブームが起こり始めました。

    当時は、21世紀のスクーターと違い、まだオートバイや自転車の派生的な形をしておりました。

    ここでは、大変珍しい当時の原付自転車 ホンダパラディンをご紹介します。



    ホンダ・パラディン(NC50型 - 1979年)_04ホンダロードパルロードパルSと云う原付バイクは、非常に有名ですが、このパラディン(PARADIN)と云う型は、この個体を見てはじめて知りました。とあるイベント会場で、この個体を発見した友人も、当時の原付にはたいそう詳しい方なのですが、このパラディンの存在はご存知ありませんでした。
    さらに2010年11月現在、ホンダの公式サイトにもその記述が見当たらないのです。

    売られていたのは、オーナーさん曰く、1979年頃といいますから、ロードパルと同時期と思われます。
    新車のようなコンディションということもあり、このシンプルで個性的なスクーターは、とてもユニークで個性的に見えます。


    ホンダ・パラディン(NC50型 - 1979年)_03エンジンは、ロードパルシリーズと同系統と思われます。マフラーの形や駆動ユニットの形もほぼそのままです。
    しかし、めっきの前後フェンダーやフレームの形状が、明らかにロードパルと違います。

    またがりポジションながら、タンクはシートの下にあるので、ニーグリップは厳しそうです。
    このあたりの仕様が、女性向けには少し辛かったのかもしれません。

    いやぁ、しかしホントに綺麗な個体でした。新車から所有されておられるようでしたが、殆ど動かさずに大切に保存されて来たようです。


    ホンダ・パラディン(NC50型 - 1979年)_05後ろにキャリアがありますが、オプションでしょうか。横に折りたたみ式のかごが着いておりました。これはパラディンの純正部品のようです。
    70年代に流行った、ツーリング用自転車「ランドナー」を思わせる、と云うより殆どそのままの形をしたサイドかごです。 自転車から原動機付自転車に進化する課程の「さなぎ」を思わせます。
    ロードパル毛糸同じマフラーですが、テールパイプが異常に長いのは、サイドかごの荷物を排ガスから守るためでしょうか。


    ホンダ・パラディン(NC50型 - 1979年)_06スピードメーターと距離計は、大変シンプルなものですが、ファミリーバイクよりオートバイ寄りなデザインのように思います。
    個体の具合から、この走行距離は、実走距離でしょう。


    ホンダ・パラディン(NC50型 - 1979年)_07キックペダルの先が樹脂製になており、とてもユニークです。
    めっきのフェンダーと長いショックアブソーバー。ここだけを撮ると、21世紀に限定生産で登場した「ソロ(SOLO)」を思わせます。
    駆動カバーには、「QUICK STARTER」のロゴが入っていますが、セル付だったのでしょうか。
    ハンドルの右側のスイッチ部に、それらしいボタンは着いていました。


    ホンダ・パラディン(NC50型 - 1979年)_08最後に、この時代のホンダ原付の型式名の不思議。
    ホンダ・ロードパル:NC50型
    ホンダ・ハミング:NC50型
    ホンダ・パラディン:NC50型
    と、わたしが知っているだけで3台も同じ型式名を持っているのです。
    原付特有のゆるさだったのでしょうか。独特の管理体系があったのでしょうか。謎です。

    そして、ホンダのNCで始まる型式は、400ccクラスの型式名だったように思いますが、これも謎です。
    しかもNC50って切が良すぎて、VFR400R(NC30型)を連想してしまいました。


    【こぼれ話】
    この個体は、関西で行われたフリーマーケットの会場で見つけました。
    一緒に居た、原付に詳しい友人もご存じなかったですし、わたしもこのパラディンは知りませんでした。
    しかし、よく見ると、またがりポジションや、めっきの使い方、ランドナー的収納など、お買い物バイクと云うよりは、当時の若者向けのしかも男性向けのコンセプトだったように思うのですが、どうでしょう。

    原付好きですら、30年以上一度も見かけなかったほど珍しい車種となってしまったのは、
    時代が早すぎたのか、ロードパルのヒットで影を潜めたのか。
    しかし、電気モーターに変えれば、今でも売れそうなスタイル、コンセプトだけに、完成度の高さはあったようです。復刻してもよさそうな魅力があります。

    そして、ラクーン、MCX、ソロと並ぶ、ホンダのレア原付ですが、このパラディンは、21世紀に入って益々レア度が上がりそうです。
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