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    トヨペット・コロナ・2ドア・ハードトップ・1600S(RT51型 - 1965年型)

    2010/11/30 23:05|日本車-トヨタTB:0CM:6
    トヨペット・コロナ・2ドア・ハードトップ・1600S(RT51型 - 1965年型)_01トヨペット・コロナ・2ドア・ハードトップ・1600S(RT51型 - 1965年型)_02


    トヨペットコロナ2ドアハードトップ1600S
    (TOYOPET CORONA 2Door Hardtop 1600S - RT51型 -1965年*)

    トヨペット・コロナ・2ドア・ハードトップ・1600S(RT51型 - 1965年型)_031965年。日本の乗用車は、国民車から少し上等の、スポーツ指向がようやく出始めた時代でした。

    鈴鹿に始まった日本グランプリも3回目を迎え、販売競争だけでなく、モータースポーツでもトヨタ、日産の凌ぎを削る闘いが繰り広げられていました。日産ブルーバードとトヨペットコロナは「BC戦争」と呼ばれ、その闘いの真っ只中のクルマでした。

    そんな時代、ブルーバードSSSに対抗して登場したのがコロナ1600Sでした。
    ここでは、今では珍しい1600Sの2ドアハードトップをご紹介します。


    トヨペット・コロナ・2ドア・ハードトップ・1600S(RT51型 - 1965年型)_04RT40系コロナに、ハードトップと呼ばれるBピラーを省いた2ドアモデル、RT50系が追加されました。
    さらにRT51は、ワンランク上の1600ccエンジンを搭載し、スポーツバージョンとして発売されました。

    RT40系と同じ意匠のマスクを持ちますが、スタイリッシュな2ドアボディを持ち、ピラーレス国産ハードトップボディの先駈けとなりました。


    トヨペット・コロナ・2ドア・ハードトップ・1600S(RT51型 - 1965年型)_05RT51コロナ1600Sのマスクは、4ドアセダンとあまり見分けがつきません。オーバーライダー付のめっきバンパーやグリルの形も若干違いはありますが、4ドアセダンとそれほど変わりない姿です。
    但し、1600Sのバッジが、只者ではない証ではありました。

    そして、21世紀に流行した「クリアウインカー」ですが、既にこの1960年代に存在しておりました。


    トヨペット・コロナ・2ドア・ハードトップ・1600S(RT51型 - 1965年型)_06後姿は、セダン系とは意匠の違うコンビネーションランプが与えられ、独特の雰囲気を持ちます。
    屋根から長めのトランクに伸びるラインが非常に綺麗です。
    流れるようなスタイルを重視してか、リバースランプ(後退灯)は、バンパー下に着いています。

    この個体のマフラーは、社外品が装着されておりました。


    トヨペット・コロナ・2ドア・ハードトップ・1600S(RT51型 - 1965年型)_08前後の絶妙な長さのバランスが美しい、コロナ・ハードトップの横からの眺め。
    この個体にモデファイされた足回りの、ウェッジを強調した車高バランスが、さらにその姿を引き立てます。

    ロングノーズ・ショートデッキも良いですが、このトランクのラインが長い美しさと云うのも、ラテン的な個性があります。


    トヨペット・コロナ・2ドア・ハードトップ・1600S(RT51型 - 1965年型)_07さて、こちらはガソリンの給油口ですが、これが中々ユニークで、後ろのナンバープレートをめくると現れます。
    ガソリンキャップのラインで、ボディ・シルエットを損なうのを嫌ってのことでしょうか。
    これは、RT40系にも共通する特徴ですが、21世紀の若いスタンドマンには、中々発見が難しいかもしれません。


    トヨペット・コロナ・2ドア・ハードトップ・1600S(RT51型 - 1965年型)_09リヤウインドウからの運転席の眺め。青みがかった強化ガラスも、今では懐かしい輝きです。
    スポーティと云うよりは、エレガントな印象で、この15年後に登場するスペシャリティーカー、ソアラへの序章とも云えます。

    ナルディの3スポーク・ステアリングは社外品です。


    トヨペット・コロナ・2ドア・ハードトップ・1600S(RT51型 - 1965年型)_10コブラのクラブマンシートが、純正のようによく似合う室内。赤いカーペットも雰囲気です。
    ドアのサッシュや内張りまで、新車のような輝きを保つ固体でした。


    トヨペット・コロナ・2ドア・ハードトップ・1600S(RT51型 - 1965年型)_11メーター周りにベージュ色を使っているところが、ヨーロッパ製GT的なインストゥルメントパネル。
    外枠は、殆どRT40系セダンと同じなのですが、RT40系がバー型のメーターなのに対して、こちらは丸型4眼メーターとなっています。

    独特の曲線を描くシフトレバーがとても個性的です。
    イグニッションスイッチは、ステアリングコラムではなく、インストゥルメントパネルの右端にあります。
    これもRT40系と同じです。


    トヨペット・コロナ・2ドア・ハードトップ・1600S(RT51型 - 1965年型)_124眼メーターは、左から、AMP(電圧)、FUEL(燃料)、スピード、回転計、OIL(油圧)、TEMP(水温)となっています。OHVエンジンと云うことで、タコメーターのレッドゾーンは5,500rpmからと低めになっています。

    サイドブレーキは、ステッキ式と云うT型のレバーを手前に引くタイプで、ステアリングの右下あたりに着いています。


    トヨペット・コロナ・2ドア・ハードトップ・1600S(RT51型 - 1965年型)_13コロナ・2ドア・ハードトップは、5名乗車と云うことで、シンプルなデザインの後席が装備されています。
    後席横の小さな窓は、ちゃんと巻き上げ式になっていました。
    決して広くは無いかもしれませんが、+2ほど居住性は悪くなさそうな印象でした。


    トヨペット・コロナ・2ドア・ハードトップ・1600S(RT51型 - 1965年型)_15【スペック】
    車両型式:RT51型
    エンジン:4R型 水冷式直列4気筒 OHV 1,587cc SUツインキャブレター付
    最大出力:90ps/5,800rpm
    ボア×ストローク:80.5mm×78.0mm
    駆動方式:FR
    変速機:フロア式4速マニュアル
    乗車定員:5名


    トヨペット・コロナ・2ドア・ハードトップ・1600S(RT51型 - 1965年型)_14さて、エンジンルームに行ってみましょう。
    RT40,50系コロナは、共通してこのように逆アリゲーター型のボンネットになっています。

    スピードスターのホイールがとてもよく似合っています。


    トヨペット・コロナ・2ドア・ハードトップ・1600S(RT51型 - 1965年型)_16こちらが、4R型OHVエンジン。この個体は、純正の機械式ポンプが取り外され、電磁式に変更されていました。また、エンジンの前に着いている2枚羽根のファンも取り外され、ラジエータの前方に電動ファンが取り付けられていました。
    オーナーさん曰く、「純正の2枚羽根では、ツライ」とのこと。
    21世紀の夏は、当時よりもかなり暑いと云うのもあるのでしょう。

    まだ、この時代のコロナには、ブレーキブースター(マスターバック)が装備されていません。


    トヨペット・コロナ・2ドア・ハードトップ・1600S(RT51型 - 1965年型)_17SUキャブ独特の丸い形状が見えます。エアクリーナーは、昨今のパワーフィルターのようにも見えますが、純正だそうです。
    エアクリーナーボックスは、1960から1970年代の国産車のお約束とも云える、水色に塗られています。

    SUツインキャブ仕様の4Rは、OHV独特の野太い快音を轟かせていました。


    トヨペット・コロナ・2ドア・ハードトップ・1600S(RT51型 - 1965年型)_18【こぼれ話】
    この個体は、関西方面のイベント会場で、オーナー様にお声をかけさせていただき、取材しました。

    コロナ・ハードトップと云えば、1600GT-Rの方は、メディアなどに登場する機会が多いように思いますが、
    そのルーツたる1600Sは、RT40型セダンから受け継いだ気品を残す、とても美しいパッケージングが魅力です。

    このセダンっぽい顔をしたハードトップ、昔、どこかで見たような?と思っていたら、トヨタ博物館にありました。
    後姿が特に、ヨーロッパ的で好きな一台です。

    この場をお借りして、オーナー様、ありがとうございました。

    コメント
    はじめまして、当方北海道在住の1600S 2ドアー シルバー 外見1600GT仕様所有のものです、エアークリーナー探してますが何処かに有りませんでしょうか?
    マリオネット #mBzIeYos|2012/08/25(土) 17:34 [ 編集 ]
    はじめまして。Nostalgia-Cars 制作者のNostalgia1970です。
    当Webサイトをご覧頂き、コメントも頂きましてありがとうございます。

    ここに紹介した個体と同じ、シルバーの1600Sをお持ちですか。
    GT仕様と云うと、どのあたりを変更するのでしょう。

    エアクリーナー、SUツイン用のメーカー純正タイプと云うところでレアになっているのでしょうね。
    友人がRT40やカリーナ1600GTに乗っておりますが、どちらもシングルだったりファンネル仕様だったりで、純正フィルターに関してはこちらも情報がありませんでした。

    デッドストックか、海外にあったりするのか、流用できるものがあるのか、いずれにしても情報集めが必要な物件ですね。

    お役に立てなくて申し訳ござません。

    Nostalgia-Cars Webサイト管理者 Nostalgia1970
    Nostalgia1970 #HsmQRNbc|2012/09/01(土) 08:54 [ 編集 ]
    Nostalgia1970様有り難う御座います。
    当方の車両GT仕様はフロントフェンダーエアーダクト付とバックミラー、
    グリルFR両方です、外見上GT4です。エアークリーナはそちらの画像と同じ純正です。つい最近ですが純正のクリーナーを加工してスポンジを代わりにはめ込みキャブのエアーの取り入れ口も加工しました結果エアーの吸入音がいい音になりいまの所満足してます。ついでにプラグもイリジュウムに交換したところエンジンが一発でかかる様になりアイドリングも安定してます。
    エアークリーナーはメーカーにも無いのであきらめ工夫して付けるしか無いですよね、それでもクラッチのレリーズシリンダーのインナーキットはメーカーにまだ有りました。
    マリオネット #-|2012/09/10(月) 00:03 [ 編集 ]
    マリオネット様
    エアクリーナー、純正加工で調達出来た様でよかったですね。
    純正のガワを使って加工して再利用すると云うのは聞いた事がありますし、いい方法だと思いました。

    イリジウムの始動性は、わたしもバイクで使っていて判ります。特に冬場のキャブ車にはありがたいですね。
    こちらベンリィ125に着けていたのですが、走行1万5千キロぐらいで劣化したのか、時々失火するようになったので交換しました。

    RT40オーナーさんも、何年か前にエキゾーストが純正で出たと云って居たので、トヨタはモノによってはまだまだ出る部品もありそうですね。

    後日談、ありがとうございました。

    Nostalgia-Cars Webサイト管理者 Nostalgia1970
    Nostalgia1970 #-|2012/09/14(金) 09:58 [ 編集 ]
    初めまして。S42年1600Sのレザートップのクリーム色のコロナを所有しております。最近ですがプロペラシャフトのデフオイルシールは、メーカーから購入いたしました。そのほかの部品に関しては確認できませんでした。何か情報ございましたらよろしくお願いします。
    abu-t #-|2017/01/07(土) 19:51 [ 編集 ]
    abu-t様
    はじめまして。Nostalgia-Cars 制作者のNostalgia1970です。
    当Webサイトをご覧頂き、コメントも頂きましてありがとうございます。

    レザートップのクリーム色ですか。渋いですね。写真とか観てみたいところです。

    コロナ系は、友人もRT40に乗ってますが、パーツによっては、特に商用車系と共通部品のものなどが比較的メーカーから出てくることがあるようですね。
    オーナー様同士、ここを情報交換の場にしていただけると幸いです。

    今後ともよろしくお願い申し上げます。

    Nostalgia-Cars Webサイト管理者 Nostalgia1970
    Nostalgia1970 #14NBgH52|2017/01/20(金) 23:57 [ 編集 ]
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