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    トヨタ・ライトエース・デラックス(KM11V型 - 1978年)

    2011/04/08 11:50|日本車-トヨタTB:0CM:0
    トヨタ・ライトエース・デラックス(KM11V型 - 1978年)_01トヨタ・ライトエース・デラックス(KM11V型 - 1978年)_02
    トヨタライトエースデラックス
    (TOYOTA LITEACE DELUXE VAN - KM11V型 - 1978年)

    トヨタ・ライトエース・デラックス(KM11V型 - 1978年)_031970年代後半に、街の働くクルマとして大活躍した、小柄でじつに個性的なのワンボックスカーがありました。

    21世紀にもその名が残こる、小型商用バンの代名詞「ライトエース」です。
    ここでは、最後期モデル1978年型の1300cc、4K型エンジン搭載したデラックスと云うグレードの商用バングレードをご紹介します。



    トヨタ・ライトエース・デラックス(KM11V型 - 1978年)_04まずは、一目でそれとわかるエクステリアが、KM11Vライトエースの特徴です。
    特に、縦型ヘッドライトガーニッシュのデザインと、横から見るとひし形のボディワークが特徴です。
    当時、街のクリーニング屋さん、電気屋さんなどで大活躍していました。

    この個体は、未再生車と思われますが、程好く手入れがされていて、エンジンもとても調子の良さそうな一台でした。


    トヨタ・ライトエース・デラックス(KM11V型 - 1978年)_05トヨタ・ライトエース・デラックス(KM11V型 - 1978年)_06トヨタ・ライトエース・デラックス(KM11V型 - 1978年)_07
    【スペック】
    メーカー:トヨタ自動車工業株式会社
    車両型式:KM11V
    年式:1978年
    グレード:デラックス(4ナンバー商用バン
    エンジン:4K-J型 1,290cc 水冷式直列4気筒 OHV 8バルブ シングルキャブレター式
    昭和50年排気ガス規制適合触媒付
    内径×行程:75.0mm×73.0mm
    圧縮比:9.5
    最大出力:72ps/5,200rpm
    最大トルク:10.7kgm/3,600rpm
    変速機:コラム式マニュアル4段
    乗車定員:6名
    最大積載量:600kg


    トヨタ・ライトエース・デラックス(KM11V型 - 1978年)_08個性的な縦型ヘッドライトガーニッシュの右側には、鍵付きの蓋が付いており、ブレーキオイルのメンテナンスが出来るようになっていました。

    とがった鼻先は、ボディ剛性の為でしょうか、それとも衝突安全性でしょうか。
    70年代までは、何故かひし形ボディのワンボックスが多かったように思います。60年代のジウジアーロデザインのスズキ・キャリィもひし形でした。


    トヨタ・ライトエース・デラックス(KM11V型 - 1978年)_09後ろもこれまた独創的なデザインで、開口部の大きさが優先される21世紀の商用バンには無いデザインとなっています。
    テールライトの上にある、これまた縦型のガーニッシュは、内気を外に逃がすダクトの役割も兼ねているようです。

    ドアの部分よりも、テールライトの外側のパネルが張り出すデザインで、実際に見ると中々立体的なボディ構造になっています。古き良きフリーハンドデザイン時代の賜物かもしれません。


    トヨタ・ライトエース・デラックス(KM11V型 - 1978年)_10トヨタ・ライトエース・デラックス(KM11V型 - 1978年)_11トヨタ・ライトエース・デラックス(KM11V型 - 1978年)_12


    21世紀の「電動オートクローザー」の手を挟まないか不安を覚える筆者ですが、当時のライトエースは、ちゃんと機械式で安全性を考えてありました。

    リヤゲートは、一気に閉まらず、数センチ開いた上体で一度引っかかる構造になっています。
    そして、最後の「カチャ」を、そっと出来るようになっているのです。
    昔のクルマ職人の知恵には驚きます。

    ちなみに油圧ダンパーは着いていませんので、30年以上が経過した今でも、部品交換の必要はありません。


    トヨタ・ライトエース・デラックス(KM11V型 - 1978年)_13トヨタ・ライトエース・デラックス(KM11V型 - 1978年)_14懐かしい「追突注意」ステッカーは社外品。最大積載量は600kgとあります。

    室内は、簡潔な商用バンの標準的なもので、最低限の内張りと折りたたみ式のリヤシートが備わります。

    運転席後ろに見える白いタンクは、ラジエータ用のリザーブタンクだそうですが、後付のものだそうです。

    みどりのチェック柄のカーテンや扇風機、パイオニアのスピーカー、そして、前席との遮蔽板に貼られたチョウのステッカーがなんともほのぼのとしていて懐かしい!


    トヨタ・ライトエース・デラックス(KM11V型 - 1978年)_15右側面のリヤパネル部分ですが、モールドにグレードの「Deluxe」の文字が入ります。

    給油口の蓋は、ボディから少し飛び出す形で着いており、バックで失敗してここをこすると少々厄介なことになりそうですが、小柄なボディとおおらかに時間が流れた時代には、そのような心配は少なかったのかもしれません。


    トヨタ・ライトエース・デラックス(KM11V型 - 1978年)_16トヨタ・ライトエース・デラックス(KM11V型 - 1978年)_17トヨタ・ライトエース・デラックス(KM11V型 - 1978年)_18


    運転席のドアを開けると、じつにシンプルな内張りが現れます。しかしちゃんと地図などを入れられるビニール製の袋も着いており、使い勝手は十分そうです。

    この構造なら、自分でベニヤに色布を貼って簡単にカスタムも創れそうです。

    インストゥルメントパネルは、一部分、後でボディ色に塗装されていますが、すべてプラスチック製です。
    ステアリングは、社外の小径の木目タイプに換装されています。当時流行った「バニング」チューンの定番です。

    商用車に、オルガン式アクセルペダルが多いのは何故なのでしょうか。ライトエースもそうでした。
    マニュアル4段の変速機はコラム式です。居住性の良さももちろんですが、長時間マニュアル車を運転するには、この方が楽なのが理由でしょう。


    トヨタ・ライトエース・デラックス(KM11V型 - 1978年)_19トヨタ・ライトエース・デラックス(KM11V型 - 1978年)_20


    エンジンですが、最終型には、KP61スターレットや後のライトエースにも搭載されるOHVの名機「4K型」が搭載されています。
    類別「J」型は、1,200ccの3K型から1,300ccの4K型へ移行した初期型で、50年排気ガス規制に適合した触媒を装着した仕様のようです。

    エアクリーナーフィルターは、社外品に換装されていました。
    ここぞと云うところにしっかりと手が入れられている印象のエンジンで、まだまだ肌寒い時期でしたが、EFI並みの一発始動でした。


    トヨタ・ライトエース・デラックス(KM11V型 - 1978年)_21トヨタ・ライトエース・デラックス(KM11V型 - 1978年)_22トヨタ・ライトエース・デラックス(KM11V型 - 1978年)_23


    さて、こちらはこの個体で見つけた80年代のナウいアイテムたち。
    「Lonsome Carboy」は、パイオニアの主力カーステレオのシリーズで、4トラックカセットテープとFMラジオ(関西圏ではまだ国営とFM大阪ぐらいしか無い時代)、イコライザー、アンプ、スピーカー(TSシリーズなど)、フルコンポで当時30万円以上した憧れのアイテムでした。このステッカー、かっこよかったなぁ。

    そして、一番驚いたのがこのタイヤ。
    エンケイメッシュに装着されたタイヤのレターには、「SF-310TURBO」とあります。
    ブリヂストンのスポーツタイヤシリーズ「ポテンザ」が出るかで無いかの頃に流行った「スーパーフィラー310ターボ」と云うスポーツタイヤです。

    小林克也司会の伝説の80年代洋楽音楽番組「ベストヒットUSA」で、これのCMでが流れていたのを覚えています(CMのナレーションも小林克也氏でした)。

    ひび割れも無く、よくぞ30年以上も残っていてくれました!拍手!


    トヨタ・ライトエース・デラックス(KM11V型 - 1978年)_24【こぼれ話】
    この個体は、大阪のフリーマーケット会場で出展されていた方の愛車を取材させていただきました。
    商材を積んで、30年以上働く商用車の正統派の使い方、肩肘張らずに自然に乗っておられる雰囲気で、素晴らしいと思いました。
    取材協力ありがとうございます。

    以前は、この方、ライトエースのトラックタイプを所有されておられたそうです。
    大工さんや電気工事屋さん、酒屋さんもこれでした。

    個人的には、街のクリーニング屋さんが長いこと乗って居たので、そのイメージが強いですし、デコバンのバニングがかっこよくて、最初に買ったアオシマのプラモデル「火の鳥」がこれだった記憶があります。
    そうそう、確かプラモ屋で兄が先にタウンエースを取ったので、わたしはこれになった記憶も!

    大きくなったら、本物のライトエースを買って、後ろに人工芝敷いて日本縦断の旅・・・なんてのが当時小学生だった、わたしの夢でした。
    懐かしい記憶を思い出させてくれる、街の働くクルマ、ライトエースでした。


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