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    ナショナル・エレクトリックサイクル(DG-ES02型 - 1980年)

    2011/07/31 16:18|日本車 その他TB:0CM:0
    ナショナル・エレクトリックサイクル(DG-ES02型 - 1980年)_01松下電器産業・ナショナル・エレクトリックサイクル
    (National Electric Cycle - DC-ES02型 - 1980年)

    ナショナル・エレクトリックサイクル(DG-ES02型 - 1980年)_02とても珍しい原付自転車をご紹介します。
    家電の老舗、松下電器(現・パナソニック)社が作った電動原付自転車(原付バイク)、「ナショナル・エレクトリックサイクル」です。

    電動アシスト自転車ではなく、ホンダ・ピープル等と同じ原付バイクの扱いになるのでヘルメットやナンバー登録が必要ことなどと、まだ「エコ時代」ではなかったこともあったのか、当時普及はしなかったようです。
    今となっては、21世紀の電動アシスト自転車時代への先駆けとなるルーツ的存在となりました。

    この大変珍しい車両の未使用車を取材させて頂きました。



    ナショナル・エレクトリックサイクル(DG-ES02型 - 1980年)_03形はホンダ・ピープルよりもさらに「お買い物自転車」的で、一見ナンバー登録が必要な車両には見えませんでした。
    しかし、リヤキャリアにナンバーフレームが付いており、後方確認用のミラーが付いていることや自転車にしては立派なヘッドライトが付いているのでよく観ると、フレームに運輸省(現・国土交通省)の第一種原付自転車のプレートが付いていましたので、原付自転車(原付バイク)と判明しました。

    しかし、スピードメーターが無い、方向指示器が無い(手信号で代用出来る)など、ピープルやリトルホンダがギリギリバイクよりの自転車なら、松下製の電動原付自転車は、ギリギリ自転車よりのバイクと云うことになります。
    このジャンルの需要も供給も少なかった時代、法規制も、まだ模索中だったのかもしれません。


    ナショナル・エレクトリックサイクル(DG-ES02型 - 1980年)_0421世紀の電動アシスト自転車「ViVi」のようなお洒落なネーミングは無く、ただ「エレクトリックサイクル」と云うのが名前のようです。
    しかし、名前のフォントがYMOのレコードジャケットなどに出てくる「テクノ文字」で、電気じかけの自転車と云う名の英語だけで十分にカッコいいネーミングと受け止められた時代だったのでしょう。

    ちなみにここにバッテリーが納まっているようです。
    細かな駆動方式などは不明でした。と、云うか取材をしたときはまさか原付バイクとは思っていなかったので、電動アシストのルーツぐらいに考えていて、それほど細かく見なかったのです。まだまだこのジャンルは知らない世界があるようです。

    当時の松下電器のブランド「ナショナル」のロゴが、今は懐かしいです。


    ナショナル・エレクトリックサイクル(DG-ES02型 - 1980年)_05バッテリーやモーター部分は、サドル下にあり、これはホンダ・ピープル等と同じ場所のようです。
    恐らくまだ原付に6V車が残っていた時代だと思いますが、電気モーターが動力なので12Vバッテリーを積んでいたようです。

    ちなみに、この個体のオーナーさんがメーカーに問い合わせたところ、既にバッテリーのメーカー在庫は無かったそうです。
    そのときに伺ったそうですが、パナソニック社も歴史の1ページとしてこの原付バイクをちゃんと保存されているようです。


    ナショナル・エレクトリックサイクル(DG-ES02型 - 1980年)_06ナショナル・エレクトリックサイクルが一番バイクらしく見えるのがハンドル周り。

    ヘッドライトボックスに取り付けられたメインキーとヘッドライトのコンビネーションスイッチ。
    そして左右の赤と黒のボタン(何のボタンかは不明)。
    ちなみに、おそらく自転車と同じ仕組みの手元で切り替えられる「3段ギア」が着いていました。


    ナショナル・エレクトリックサイクル(DG-ES02型 - 1980年)_07【こぼれ話】
    この個体は、関西のフリーマーケット会場に出展されていた車両を取材させていただきました。ありがとうございました。

    原動機付自転車と云うジャンルは、このサイトで紹介している「ホンダ・パラディン」や「ヤマテ・ES600」そして、このナショナル・エレクトリックサイクルなど、まだまだ謎の国産車が多いジャンルと云えそうです。
    特に高度経済成長が一定の完結に到達し、日本が好景気に恵まれていた1980年代には、まだまだ埋もれている車種がありそうです。
    この原付バイクは、発売当時TVコマーシャルを少しだけやっていた記憶があります。しかしそれ以降は実物を見かけることも無く、これが自転車かバイクかなど、想像もつかいない・・・というよりは、しない世界でした。

    現実、メーカーに残る電気動力系のアフターパーツは、恐らく皆無に近い状態なのでしょうけれど、僅かだけでもこのブランドのバイクを選んで買ってくださったお客さんの為に、末永く乗ってもらえるような何かを考えてくれたらいいのにな~と、思った次第でした。

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